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Alpair10v3好評発売中。・・・・・大遅刻のブログ

Alpair10v3のブログは発売よりブログが遅れてしまいました。 販売開始から数か月以上たっても公開していませんfでした。
口の悪い方からは、やる気があるのか?とか、v2の売れ残りがあるのかとか・・色々とコメントを頂きます、悔しいのでとうとうブログをアップする事にしました。

このAlpair10v3特にコイルとサスペンションの設計をやり直しています。

実はこのブログ公開が遅れた理由は、マークの入院にあります。本人はすぐに病気をDiyforumで公開していましたが、私は古い慣習から抜け出せない日本人です。ですのでこのブログは下書きのまま公開することを躊躇して長い間放っておきました。

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このコイルの設計を初めて見たのはマークが入院中の病院の個室でです。pcをベットに乗っけながら、結構つらそうでしたが、『今Evanに指示しているんだよね。コイルがもう少し・・・・』なんて言いながら。それが今年の2月頃の話だったか・・・と思います。

そもそもAlpair10のニューバージョンの開発に最初に接したのは、マークが去年の暮れにAlpair10Pのプロトタイプを私の事務所に持ってきたことからです。 その時のわたしの反応は『ん~?。ムニョムニョ』と言ってあまりはっきりした印象を言いませんでした。本音を言いますと『せっかくAlpair10MAOPが大きな反響を生んでいるのに何でこの時期に新製品を今・・・』と言う気持ちがそういう態度になったのも一因ですが・・・・・。しかし、しかし純粋なマークは私の反応に秘かに強い反発心を燃やし10Pの再設計みならずメタルモデルも改造をしていたんです。ところが今年の2月マークは突然入院する事になってしまいました・・・そして手術です。そうなると普通の人は完治するまで先ずは養生し仕事を休めるのですが、違ったんですね彼は!リモートでEvanに指示をして今年の初夏とうとう両方とも完成し改めて私の所に持ってきたのです。

そして改めて試聴テストです。『あれ随分良くなったね!。音がスット出てくるね。魅力的な音だよ!Mark』普段はテストの後に必ず私の所にプロトタイプを置いていくのですが、病後で工場まで出向けなかったため、自分のユニットが無かったのですねユニットをずして持って帰ってしまいました。

その時Markは病後でやはり疲れ気味でしたが夜遅くまで私の家にMarkが尊敬してやまないコリンチャップマンが初代ロータスエリートをFRPボディーで徹底的に軽量化したことを例にとり、電気信号から音へのトランスデューサーであるオーディオスピーカーユニットはメカニカルエンジニアリングとしての駆動系を軽くする研究がいかに大切かを切々と夜遅くまで語っていました。『家で寝ているなんてとても耐えられない、ここでおまえと話しているのが本当に幸せだ』とか『Evanは本当に良くやった』と何度も言っていました。

そして生産開始です。何度か催促してもぐずの私はブログを出せずに時はどんどん経って行きます。結局ブログに公開する前に勝手に評判がたって、『アッ』と言う間に最初のロットは欠品です。 おかげ様で、先に売れてしまうので、実は今でも私の手元にありません。あわてて日本に送ってしまうからです。有りがたいことですが・・・・・。さっきMarkから電話があり、金曜日(11月01日)にサンプルを送ると言っていますので、またインプレとFidelitatem のホームページを更新します。

これが、T/Sですが、

Alpair 10M (Gen. 3) data:

Revc= 7.200 Ohm
Fo= 38.266 Hz
Sd= 8.825K mm2
Vas= 26.320 Ltr
Cms= 2.380m M/N
Mmd= 6.792 g
Mms= 7.269 g
BL= 5.772 TM
Qms= 1.930
Qes= 0.378
Qts= 0.316
Levc= 71.379u H
No= 0.378 %
SPLo= 87.988 dB
Xmax = 7.5mm (1 way with Arrestor)
Power = 30 watts nom.

V2に比べT/Sが随分軽くなっています。このMMS7.269g と言うのは倍のストローク長で日本の大手のメーカーさんのモデルとほぼ同じ重量を実現しているところが自慢です。その時の試聴では、音も広域がすっと伸びているので評判の低域と相まって立体感が強く感じられます。

『病院にいてもやる気と熱意があればここまで出来るんだ!』『これでどうだ!』と言っているモデルです。やはりたまには駄目だしを出さないと!

 (余談ですが術後のMark Fenlon式リハビリは強烈ですです。『Norio、毎日歩行器で600カロリー(だったか?)歩いてるよ。俺はおまえの体重を非常に心配している!』といわれています。その徹底した努力を続ける精神力には頭が下がります。)

 

 

 


Posted by admin on 10月 30th, 2013 :: Filed under 未分類
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