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限定生産(世界で100台) Alpair10 MAOP

Alair10v2 MAOP ….. なんやそれ・・・・私もなかなか憶えれません。 これ実は、

Micro-Arc Oxidation Process (MAOP)…..Alpair10の限定生産品のこの白いコーンの表面処理の名称です。
実は、真空管ショウでちょっとだけ皆さんに聞いて頂きました。
Mark Fenlonは ”crystal oxide’と表現していますが、実は非常に強い電圧(700v)をかけたアルカリ電解槽の溶液中で、長時間かけて、アルミマグネシュームのコーンの表面を酸化させながら結晶を作成するプロセスの事を意味します。  

この結晶の作成工程は従来の陽極酸化処理にくらべ、より高い電圧で長時間かけて処理がおこなわれます(時間と手間がかかるって事です)。  

このトリートメント処理の利点は、柔軟(曲げやすい)と(多くの穴が開いている)で超軽量の表面処理で、Alpair10コーンで、質量増加は、対コア材料質量増加比率が0.4%未満と言う非常に軽いコーンを実現しました。 

    

     Crystal Oxidideの表面

  この結晶化された表面は、マイクロスコープで見るとスポンジの表面のように見える小さな空気の穴が、無数に見えますが、この空気の穴が、柔軟で軽く、ダンピングファクターの高いメタルコーン(今までにこの様なメタルコーンはありません)を実現している理由です。  

このMAOPプロセスを実は5回行いますがその最初の3つの層がこの処理のくり返しです、大変長い時間を使って平均20ミクロンの厚さの右の写真の様な層を3レイヤー水槽で塗膜していきます。  

良くウィスキーの樽に使われたオーク材を使ったエンクロージャーは音が良いといわれますが、この樽は長年のウィスキーの熟成過程でウィスキーの浸透・蒸散の力により、木の細胞の間に小さな空気の穴が無数にあることが理由と言われています。  

このMAOPの効果について特にメタルコーンの場合について言えば、コーンの表面に沿って通過する10%以上と言われるの音の共鳴振動の処理が非常に重要で、これをダンプするために、Markaudioのドライバーのシャシーは全て複合ポリマーを使用する事で高ダンピングファクターを実現しています。この処理を、例えばアルミダイキャストやプレスメタルで代用すると、強烈なピークディップを殺すのは非常に難しくなります。

MAOP処理後のコーンでは、この表面を通過するマイクロレゾナンスパターンを上の写真の様に表面表面に無数に出来上がった空気の層でで回折吸収してしまおうと言うわけです。  このユニットに対しては世界初のエポックメーキングな表面加工により、非常に平坦な周波数特性を実現する事が可能となりました。 

工程が時間がかかるために、このAlpair10MAOPは限定の商品としてのみ販売致します。 アッセンブル工程も日本人とMark自身の手でハンドメードで組み上げ、個々のユニットの裸特性を取りながら、ペアを選べる様に特性データを同梱する予定にしています。

販売時期については来春を予定しております。現在そのMAO処理工程ですので今しばらく楽しみにお待ち下さい。


Posted by admin on 11月 4th, 2011 :: Filed under ユニット情報