fidelitatem sound のオーディオと音楽ブログ
ジャズとオーディオのニッチな世界

Pluvia Seven 到着

Pluvia Sevenが日本に到着しました。来週から日本での発売を開始します。

 

 

前回の続きですが、グラファイトシャシーの大きな効果は硬度が40%ほど向上しています。そのために背面開口部を大きく広くとる事が可能となりました。

 

 

 

 

 

 

またボイスコイルやコーンなどの改善により駆動部の総重量がAlpair7v3, CHR70と比べ20%改善しています。この軽さと相まって魅力的な音に仕上がっています。

標示価格は、14,200円(13,148円税別)となります。

 

 

 

 

 

 

 


Posted by admin on 11月 22nd, 2015 :: Filed under ユニット情報

新シリーズ Pluvia 新登場

 

ついに新しいシリーズPluviaの登場です。なんたってデザインがクールですよね!でも見かけだけではありません!中身をご説明しましょう。

 

新シリーズの第1弾Pluvia Sevenはグラスファイバーのシャシーを採用しました。グラスファイバーと言えばレーシングカーのや航空機のシャシー(FRP)などに使われています。このハイテク素材を化学処理を施し薄くかつ熱衝撃に強くダンピングファクターも十分なシャシーを二年がかりで完成させ今回の実用化につなげています。

マークからの説明を付けます。
The main feature of this Pluvia is its new low-mass thin profile glass-fibre injected chassis (frame). This chassis design has taken 2 years of research and development to produce a highly damped strong frame that makes installation easy.

 

 

実はPluviaの開発依頼は日本の住環境を秋葉原を歩きながらMarkに伝えた事から始まっています。
日本の都会での一般的な住環境はバッフルへの落とし込みをルーターで木くずを飛ばして削り落とす作業をする場所はあまりありません。いきおいフロントマウントする訳ですが音の回析の問題は避けれません。そこで薄いフレームに取り組みその完成が今年と言うわけです。

Pluvia Seven can be either surface mounted or recessed into a loudspeaker box. The chassis mounting depth is only 3.5mm making it easy fit for either type of installation. The chassis appearance is high quality, with a professional industry finish that makes the Pluvia Seven look expensive while it remains affordable.

また、Pluvia Sevenは新しい2つのカラーです。

Soft Chrome                                       Vintage Gold

 

 

 

 

 

 

 

 

リビング、ダイニングに置いた時のイメージをしてみて下さい。部屋に溶け込む様なシックなカラーリングでこれまたCool でしょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

周波数特性は、新しい新開発のVCとコーン形状でご覧の様に30,000hzまで綺麗に伸びています。またダンパーの設計を見直し、バッフルステップによる影響を考慮した設計がされていますので低域特性を様々な形状のボックスで実現できます。

またインピーダンスは使いやすい8ohmになっています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

T/Sですが、実にバランスの良い魅力的な数値です。
F0が67.8hz MMSはマークオーディオの70mmメタルで最も軽い3.56gです。

Revc= 7.200 Ohm
Fo= 67.863 Hz
Sd= 50.270 cm²
Vas= 5.543 Ltr
Cms= 1.545m M/N
Mmd= 3.356m Kg
Mms= 3.561 g
BL= 3.968
TM Qms= 2.391
Qes= 0.695
Qts= 0.538
Levc= 35.057u H
No= 0.241 %
SPLo= 85.843 dB
Pwr= 22 watts Nom
X max= 4mm 1 way

 

 

来週にはアッセンブルが終わりますので11月後半には日本に到着予定です。お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Posted by admin on 10月 29th, 2015 :: Filed under ユニット情報

Alpair12PW+Alpair7P update (マークとスコットからのメッセージ)

前回のボックスデザインを掲載したところ『バスレフの口径が分らないんですが・・・』と連絡があり、早速Whatup でマークの送ったら沢山の返事が2人から帰ってきました。

この人たち相当忙しいはずですが、バスレフの口径に対して下の様な返事をしてくれます。もの作りの姿勢として、私にはどうでも良い事でも何か引っかかると絶対に前に行かないMarkの姿勢(時には困る事もありますが・・・)を見ていると、私の父親の時代を思い起こさせます。Scottからの返事をみても妥協をしない姿勢が伺い知れ、伝統の英国エンジニアスピリットを持った人達に『俺もちゃんとやらなくっちゃ』と言う気にさせてもらえますし、友人でいられることに幸せを感じます。

先ずご質問のバスレフ径は50㎜です。

下はそのやり取りですが、ネットワークのクロス周波数は下の内容で制作して頂いて問題ないと思います。抵抗値については部屋の環境によって変わりますから何種類か用意されて固めて下さい。

このサイトはとても普通で変に理屈っぽく無く経験深くて良い内容と思います。参考にされたら如何ですか。

http://variouskraft.com/AUDIO-4jisaku-SP-04_structure_Network.html

 

— Scott から—

Hi Mark, Norio

As an advance notice: I do want to revise the XO for that box soon, so if possible, it may be worth holding fire until I’ve made said adjustments.
XO :クロスオーバー

Best regards

Scott

ネットワークを変更してるからちょっと待って!と言っています。

— Markからの返事です—

I’d like to encourage you to offer a “dip” version as an option. There’s always allot of interest in Japan for vintage XO principles. As with V1, we should consider the net surface area, being significantly large compared to standard 2 way systems. A dipped XO option could be useful, interesting and help germinate addition curious experimentation, a positive trait in Japan.

There’s no need to worry about the accuracy of the XOs.  Norio san will explain in Japanese that these circuits are “suggestions” their values might need adjustment to suit Japanese situations

I recommend you make some explanation text that Norio can translate to help end-users take on some or all of your thinking.

日本の伝統的なネットワーク設計は総じてクロスオーバーの谷を少し深くとる様に設計しているのがほとんどで、設計にいそしんだ人達が経験で身に付けたネットワークで、同じ事をマークは”dip” virsion と表現しています。そして待たないで日本の皆さんに”suggestions”として出して欲しいと言っています。

Hi Mark,

Per earlier, attached. An alternative filter design for the 12PW/7P box. I’m slightly hamstrung in not having in-box measurements to work with, but I’ve modified the anechoic data to add step losses, diffraction etc. into it. It won’t be perfect as this & the impedance are a bit of a fudge, but I expect it will give a better starting point. It’s got about 4.5dB correction for step loss, so best not positioned right up against a wall or corner. The power response graph is very conservative as the 7P has better dispersion than the software indicates.

Cheers
Scott
実際の箱に入った特性が手元に無いのでちょっと気になりますが、無響室のデータにステップロス(バッフルステップの意)、音の回折などを考慮してあります。インピーダンスの影響はもう少し詰める必要があるかもしれませんがまずまずです。ステップロスを4.5dB取っているので、置き場所としては壁やコーナーの至近距離には置かないで下さい。下のグラフでは出力レスポンスが少しコンサーバティブですが聴感上7Pは数値以上にバランスよく鳴っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 


Posted by admin on 10月 29th, 2015 :: Filed under オーディオ一般,ユニット情報

Alpair12PW+Alpair7P

 

先週までMarkが来日しており多忙な上に、移動中はずっとMF型技術論を聞かされていましたので週末は久しぶりの2度寝をしました。ようやく体力も復活しましたので貯めていたブログのエントリーを始めようと思います。

 

先ずは、h.toshiさんにお約束していたAlpair12PWとAlpair7pの2Wayです。MarkはAlpair7Pの設計段から12PWと2wayで駆動すると良好な音質、バランスが得られる様に、アメリカミュージックをガンガン鳴らしても大丈夫ですょ。

注釈は訳しておきました。

0/ 18mm厚を前提に作図してあります。高品質の積層板を使用して下さい。

1/ 内面壁にはダンピング材を敷いて下さい

2/ ドライバー用の開口はAlpair7及び12の寸法図を確認してカットして下さい。

3/ 補強はオプションです(必ず入れて下さい(私より))補強材の要領差は考慮して下さい。

4/ ルーム環境や好みによってフィルターサーキットを用意して下さいその場合良質のコイルを使用して下さい

(音が鈍くなるので出来るだけ素子は少ない方が結果は良いと思います)

5/ 事前にドライバーマウント用の穴をドリルで開けてから手の力でねじを締めて下さい。

 

 

と言う事でスピード感溢れるJazzをガンガン聞きたい方はこれですね。

 

 


Posted by admin on 10月 20th, 2015 :: Filed under ユニット情報

Alpair5v2SS Markaudio の工場で

 


 

 

3ヵ月ぶりにMarkaudioの工場を訪問してきました。
Alpair5SSの最終アッセンブルがちょっと心配でしたので・・・

 

 

 

 

Alpair5SSGoldの組立中の写真です。

7月29日(水曜)には工場から香港空港に出荷され8月の第1週には成田空港に到着予定です。
沢山のご注文を頂いていますので、先ずは写真で進捗のご報告です。

←これはまだセンターキャップが接着待です。

 

 

 

 

 

 

これは完成品です。なんだかよくわからないけどかこいいなぁ~。

翌日Kennethのリスニングルームで手巻きのトランスで聞いたChiris Botti

”The very  thought of you” と歌うPaula Coleの唇がそこに見える 様で独特の唇と舌の滑ったり当たったりするリアリティーがゾクゾクします。

皆さん、あなたのお気に入りの音楽ソースを改めてゾクゾクウキウキしながら全部聴けること請け合いです。Very thought of Alpair5!

 

あっ、それからFidelitatem Soundの問い合わせメールアドレススペルミスしていました。直しておきましたので・・・・
いままでお問い合わせを試みた方大変失礼いたしました。

 

 

 

 

 

 

 


Posted by admin on 7月 26th, 2015 :: Filed under ユニット情報

Alpair5 SSをコイズミ無線で試聴できます!!

先日の香港出張で、最終仕様のAlpair5 v2SS (Single Suspension) の試聴テストと特性の確認に出張してきました。

前回の出張でマークに預けてきたLinfofさんに試作して頂いたAlpair5SS用のエンクです、そして今回この箱に装着して試聴会です。

 

 

 

 

 

 

 

これがAlpair5SSのプロトタイプが装着されると・・・・・・

こうなります!

左手のマークの横でかすかに映っている真剣な顔のおじさんは、久しぶりにおご招待した松原さんです。

ちなみに、松原さんと言う方のプロフィールはは私の初期のブログによく出てきます。潜ってみて下さい。

http://blog.fidelitatem-sound.com/?m=200912

http://blog.fidelitatem-sound.com/?m=201003

などなどです。

 

今回は松原さんの言葉をそのままご紹介します。

 

『最初の音で違いがすぐわかりますよ、これ自分の部屋に欲しいな~。Markは本当に良くやってるね! 以前中島さんの事務所で聞いた音も驚いたけどこれ(Alpair5はすごいね』(誇張してません本当に仰ってる言葉ですから・・)『これ箱とセットで買いたいんだけど。久しぶりに心に沁みる音を聞きましたよ。本当に欲しいなあ』
皆さんにも是非、このスパイダーの無い、磁性流体も無い無用なダンピングを全部排除した革新的な音を是非聞いてほしいと思います、私はこの箱を日本に持って帰りました。
そして皆さん! コイズミ無線さんでこの新Alpair5v2の試聴ができます!!是非その繊細感、驚くべきダイナミックレンジを聞いてくださいね。ね。
(コーンの最終工程はしてありませんのであしからず)。

 

そして、試聴が終わるとこの二人は早速技術論です。私は通訳ですが、内容はめんどくさいし、公開できない情報もあるし・・・・このお二人の写真と白板の写真を乗せておきます。

(二人とも嬉しそうですよね)

人それぞれ人生の至福の時間と言うのがあると思うのですがこの二人は心に貯めた技術をお互いに確かめ合う事が至福なんですね。

 

 

 

 

 

 

最後に、実はT/Sも特性も手元にあります。今回は無響室と世界基準のバッフルでとった生LMS特性だけを載せます。
近いうちにMarkaudio(Mark Fenlon)の周波数特性にたいする考えをLinfofさんのボックスの特性と比較しながらご説明する予定ですが、東京近辺の方は是非コイズミさんに足を運んでいただいて生音を聞いてみてください。

 

 


Posted by admin on 6月 1st, 2015 :: Filed under ユニット情報

Markaudio TW4Silk TW4Metal のスペック

前回お約束した、量産モデルのT/Sパラメータと周波数特性がラボから送られてきましたのでまずは公開します。
どんなシステムを設計するか皆さん音を想像(創造)しながら大いに楽しんで下さいね。

TW No.4Metal T/S
Revc=    5.400  Ohm
Fo=    1.8K Hz
SPLo=   89  dB
VC dia=20.4mm
Power rating=10W

 

周波数特性です。
ご覧の様にfo~37Khz (±8dB)を楽にクリアーしています。
さらにLowデータでこれだけ平たんな特性は非常に使いやすいスペックです。

 

 

 

 

 

 

 

 

インピーダンス特性

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TW4Silk

No.4Silk
Revc=    5.400  Ohm
Fo=    1.85K Hz
SPLo=   90  dB
VC dia=20.4mm
Power rating=10W

こちらのSPLは90dBです。やはり軽量シルクのメリットです。

周波数特性
メタルに比べて若干おとなしいですがそれでもFo26~KHzを実現しています。

 

 

 

 

インピーダンス特性

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 


Posted by admin on 4月 23rd, 2015 :: Filed under ユニット情報

Alpairグレードの本格派ツィーターTW4販売開始せまる。

3月末香港でMarkaudioの製販会議があり、私はLinfofさんに作って頂いたAlpair5用のエンクロージャーを携えて出張してきました。

今回の出張はこのTW4の最終工程の確認と新しいAlpair5の2種類のプロトタイプの最終選考が目的でしたがAlpair5は最終スペックが固まり、4月3週より製造を開始する運びになりました。

今回のもう1つの目玉は4年ぶりにMarkaudioから本格的ドームツィーター
TW4 Metal, TW4 Silkの製造発売の確認です。

このTW4はDuo60のツィーターに採用されたユニットをコイル設計とダンピング素材を見直して強力なネオジュームマグネットで単品販売するものですが、Alpairシリーズのメタルコーンのモデルに加え定評あるシルクコーンもラインナップに加えた非常に魅力的なモデルです。

4月後半に日本に到着販売予定です。

 

 

 

TW4 _Metal 6,156円(税込ペア)(5,700(税別))

新製品TW4のハイライトはなんといってもAlpair用メタルコーンを初めて採用したツィーターということです

原型はDuo60の2wayシステムの繋がりの良さと音色の統一感を重要視しAlpair専用に開発したものです。
Duoの開発時にその素性の良さを何度も感じましたが、皆様も良質のネットワーク素子を最小限で使って様々なユニットにお試しください。

 

 

 

 

 

 

 

LMS生データです。上が、1v/軸上10cm下の折れ線が2.45v/1m
+-10dB で35KHzまで綺麗に伸びているのが分ります。また2Khzから30KHzまでほぼフラットの特性であり非常に使いやすいツィーターだと言うことが良く解ります。

 

 

 

 

 

TW4_Silk 5, 983円(税込ペア)(5,540円(税別))

また、シルクコーンのモデルも同時発売です。シルクの良さはなんといってもスムーズな特性にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

TW4 Silkの特性です。34Khz 88-89dBです。非常に広域で使いやすいモデルです。様々なウーハーに容易に仕様できます。ペーパーコーンウーハーと2wayに如何ですか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Posted by admin on 4月 9th, 2015 :: Filed under ユニット情報

新 Alpair5  Mark Fenlonからの メッセージ

先週Mark から電話があったので、『先ずは日本の皆さんへのAlpair5に関するメッセージを送ってよ、特にT/Sパラメーターのキーポイントも併記してもらえると助かるんだけど!』とお願いをしたところ早速写真付メッセージが送られてきました。
今は翻訳機能も便利になりましたから原文を其のまま載せておきます(ポイントを赤字にして簡単な説明も加えてあります)。

Markaudio Alpair5v2 corn and voice coil ↓

 

 

“With the help of Evan Yu, I developed the original Alpair 5 in 2005/6 as a light-load single suspension (free-to-air) Full-Range audio driver. With only  a simple 50mm diameter cone design and using Ferrofluid as a controlled damping material around the coil, the Alpair 5’s performance was extraordinary. The original driver had an F-Zero of 125Hz, a mechanical X-max of 2.5mm (1 way) and a range to 20kHz. 

 

Times have moved  forward since those early years. I’ve  gained more experience and greater appreciation of end-user needs. Today’s new Alpair 5, the second generation pre-production units are more advanced. The basic design remains the same but the materials have changed. So has the cone, front single suspension and also the coil . The new Alpair 5 has a lighter moving mass (MMS) to below 1.5grams. Its more shallow cone has increased resonance control and can take greater loads. The new coil and motor-sub-assembly doesn’t need ferrofluid. This driver’s power-train remains stable yet delivers an an increased X-max to 3.5mm (1 way, limited by Arrestor). The usable frequency range is increased with a new F-Zero of 108Hz, range capable to 30-kHz. VAS is also improved to above 2 litres compared to the original’s  1.1 litres. 

MMS:(駆動部重量(VC、コーンなどに空気抵抗を加えたもの)を示すパラメーター。エンジンのピストンとクランクシャフト部分に燃焼室の空気抵抗の等価重量をイメージするとこのパラメーターの意味が理解できます。ここが重いレーシングエンジンなんてありませんよね。有名なエンジン設計家の家で育ったマークのこだわりは軽く速くです。のでAlpair5v2は1.5クラムありません。

Shallow cone :浅いコーンプロフィール。Markaudioのコーンは年々浅くなり、このまま進化すると平らになってしまう??ほどです。
量産メーカーが短時間で安全にコーンの形状を設計するには深く厚く設計すると確実です。しかしフロントホーンロードがかかってしまい音量を上げると中域がボーボー言う聴けないスピーカーになります。また志向性の強いユニットになるのでお部屋では30°の範囲しか良い音がしないなんて事になります。これではちょっとね。

doesn’t need ferrofluid : 磁性流体を使わずにコーンのリニアリティーを正確に動作させると言うかなりチャレンジングな内容です。私は高級ユニットで前例を見たことがありません。磁性流体は磁気の中で一定方向に位置に保持をさせる事でリニアリティーを保ち、液体の粘性抵抗でダンピング効果がありますが、言い換えればスピーカーの駆動部を精密に設計製造することでその液体による動きにくさ(空気中で運動するのと水中で運動するのではスピード感が全然違いますよね。そう考えると極めて繊細な音の再生が期待できると言う意味がわかります。

X Max 3.5mm : わたしが驚いたストロークです。このロングストロークが前モデルからF0を30Hzも低くする事に成功しVasも大きくなりました。30Hz違うとかなり低域が再生しやすくなります。

I’m personally very proud to be the inspirer of the new generation Alpair 5 driver. I’m confident end-users will much enjoy it. More news to follow soon. 

本人が相当気に入っていますね。

Thanks

Mark Fenlon”

 

T/Sの記載をインターネットで調べていたらAlpair6Pを例にしたこんなページがありました。Markaudioがスペックを細かく表示・提供している証拠?でしょうか。

 

http://www7b.biglobe.ne.jp/~gyouza-seijin/technical/img/TSparameter.pdf

 


Posted by admin on 2月 9th, 2015 :: Filed under ユニット情報

Alpair5v2 Comming Sooon!

右の写真はMarkの事務所で撮られたAlpair5v2プロトタイプです。

今回のAlpair5は、初代を超える’ダンパーレスドライバーです。

では先ずは当時のホームページをご覧ください。

->http://www.fidelitatem-sound.com/z_detail%20Alpair5.html

2007年当時よく香港の小西湾という地区にあったMarkaudioの事務所を良く訪ねました。それまでMarkは、JX6RHDなどの製造にさいしての中国生産の難しさを良く私に語っていました。

それがある日Markが『これちょっと聞いてみてくれ』と言われて自宅に持ち帰ったのがAlpair5で、実はこれがMarkaudioとの長い付き合いの始まりだったのです。

アパートに帰って日本から持ってきた小型の箱に入れサンスイのα907MRと言うアンプて聴いたAlpair5の音は何とも言えない色気があり、私のアパートではこの日から日本から持ってき自慢の手製スピーカー(BC120 Twinを使用)は主役の座から降りてしまいました。

たった5cm口径の無名のフルレンジに心を奪われたのです。

今になれば思うのですが、多分当時のMarkは命がけてAlpair5、そして翌年発表されるAlpair10,6を開発していたのでしょう。

 

 

去年ソニーさんが磁性流体を使ったスピーカーを大々的に宣伝していました。

https://msc.sony.jp/member/enjoy/products/feature/20130731/

しかし、この磁性流体(Ferrofluid)型ダンパーレススピーカーは、2007年のAlpair5の設計そのものです!!!!

当時のAlpair5は音はちょっと異次元の非常にに繊細な再生能力があったのですが、耐入力への対応はある程度捨てていましたから、たとえばWe get request のRay Brownのベースのボーを使った演奏の再生ではボリュームを上げるとVCがTヨークを叩いてバチン強烈な音がしていました。まあ繊細な音の見返りだからと販売を始めたことを思い出します。

しかし、心配をよそにほぼ口コミに近い販売方法にも係らず(当時LinfofさんやELサウンドさんのご厚意で取り扱って頂き)日本での発売は予想を超えて順調でした。はやいものでもう8年もたっているのですね。今のマークオーディオの礎を築いたのはなんといってもこのAlpair5です。

その後2年後EUでのリサイクル法で磁性流体の登録が品番単位で必要となるとかで、好評のなか製造を完了した経緯があります。

もう一度Alpair5をという声は色々なお客様から聞こえてきており『何時か必ず復活させるぞ』と言う思いをずっと持っていました、昨年末ののMarkaudioの新製品開発会議では過去の販売台数のデータ―を準備して日本での需要と評価熱く語り、ついにはれて第二世代Alpair5の量産化が承認されました。右の写真でMarkが持っているのが新型Alpair5のプロトタイプです。

 

 

 

会議翌日のプロトタイプの試聴会には時間の都合で同席できませんでしたが、試聴後のMarkの電話から伝わってくる雰囲気から察するに相当期待が持てます。

 

それでは最後に新Alpair5のプロローグ。

新Alpair5はダンパーが無いのはもちろんですが、磁性流体も使っていません。またXmaxが4㎜(なんとAlpair7並)になっており、65~75hZのF0になっています。このスペック魅力的でしょう・・・・・・・次回はT/SパラメーターとMarkのAlpair5の設計ストラテジーなどを載せれればとおもっています。

ではまた。

 


Posted by admin on 1月 26th, 2015 :: Filed under ユニット情報