MAOPの容姿

5月 17th, 2012 Posted in ユニット情報 | No Comments »

MAOPのファーストロットの輸送は随分スケジュールがタイトな状況でハンドリングをしましたので、実は、私自身自分で実物に触る時間がありませんでした。

マークが奇麗な写真を送ってきましたので。その美しい姿をお見せします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マグネットカバーの裏面には実際に組み上げた製造技術者のサインとペアのシリアル番号が見えます。

 

着磁後に全てのユニットを測定器にかけて、T/Sパラメーターからペアを取っていきます。

この写真はシリアル番号0001番ペアのBユニットです。

 

 

 

Graphite の姿です非常に仕上げが丁寧ですね。職業柄私には非常に美しく見えます。

 

 

 

 

 

 

 

このGaraphiteは0021ペア目ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同梱でJIS箱での周波数特性が添付されています。

下に、そのT/Sパラメーターを添付しておきます。

Revc= 7.200 Ohm
Fo= 36.905 Hz
Sd= 8.992K mm²
Vas= 26.949 Ltr
Cms= 2.347K uM/N
Mmd= 7.434 g
Mms= 7.924 g
BL= 5.345 T·M
Qms= 2.740
Qes= 0.463
Qts= 0.396
Levc= 88.933u H
No= 0.283 %
SPL= 86.534 dB
X max= 8.5-mm (1 way)
Power = 35 watts nom. 70
Max Coil = 25-mm alu body with rectangle copper winding.

本当に美しいドライバーですね。

Alpair10MAOP 第1ロット日本到着

5月 13th, 2012 Posted in ユニット情報 | No Comments »

先週、最初のALPAIR10MAOPを日本に送りました。
大いにがんばって、Whiteは16ペアのうち13ペアをGrafiteは6ペアを最初に予約してしまい、欧米のディーラーからかなりの不満の声があがったようです。ごめんなさいね。

おかげさまで、発送前から嫁ぎ先は全部決まってしまいました。受け入れ先のディーラーさんも私の知っている限り数本しか残っていないと思います。 ご興味のある方は早めにお問い合わせ下さい。

今回は予定の半分です。残りは数ヶ月中に製造を行う予定ですので、手に入らなかった方もディーラーさんにご予約下さい。

お買い上げ頂いた皆さんのMAOPには、シリアル番号(今回は004~0025のいずれかです)製造エンジニアのサインとそれぞれの周波数特性、T/Sパラメーターが同梱されています。

大切に取り扱って下さい! 本当にこのペアしかありませんから・・・

 

 

Markaudio Group 結晶 ニアフィールド2way スピーカー Duo60 BB (FPT-60GPB)

4月 19th, 2012 Posted in オーディオ一般 | No Comments »

<自分で音を創造する
    スピーカーシステム>

 

約束の14:00 イギリス人は時間に正確です。携帯が鳴って『Hi Norio I just arrived ・・・』エレベーターのドアが開くと、マークと谷口さんが沢山の荷物を脇に抱えて立っていました。

今日は、システムテストの日です。

谷口さんの持ってきたカートンボックスの中には、いままで長い間設計を繰り返したスピーカーシステムDuo60(FPT60GPB(製造番号))の試作品が入っているはずです。そしてMarkのバッグには新しいAlpair12Pがあるはずです。カートンを開けながら試聴室の空気に『ぐぐぐっと』やる気が充満します。

さて、まずはDuo60のテスト開始です。
私 『うぉ、濃い音。このツィーターいいねぇ
日頃は『まだxxがxxだからね。むにょむにょ』とあまり良いことを言わない谷口さんが、何となく満足そうな表情をしています。

Mark 『Taniguchi san ! you did really really exellent job! This is fabulous

音のイメージは右の写真の色です???? 主観的過ぎるか!? 非常に音の色彩が豊で細部の表現がAlpairシリーズのメタルシリーズの良い所がコンデンスされている感じです。

1時間も聞いていると音が本当に生々しくなってきました。天才アンソニーのシンバルが宙に浮いて聴こえます。低域のボリューム感もずいぶん変わってきています。

このFPT60はAlpair6Mをベースに、新設計のツィーターを使いピアノフィニッシュの基本ボックスに艶消しのサブバッフルを付けています。

< 新設計のツィーター >
この新設計のツィーターはAlpairシリーズの混合マグネシュームアロイと同じ材質を使用して新しく設計した高音質ツィーターで、実は開発中にあまりに音が良いのでMark FenlonがMarkaudioのドライバーとしても販売したいと言い出して、単品販売も予定している本格的なツィーターです。

 

<5°のオフセット角度サブバッフル>

上から見るとよく解りますが、内側に5°の傾斜をつけたサブバッフルが取り付けてあります。これでバッフル板の厚みが十分取れ、鳴きやスピーカーの裏面の反射角と様々な効果が期待できます。また楽器のように変化する厚みが全域に良く鳴くサウンドに仕上がっています。

実はこのサブバッフルは取り外せる様になっており、誤ってユニットが痛んでも新品に交換が可能です。

 

<フロントバスレフ、リアバスレフ>

バスレフポートは前後で取り付け場所を変更できる様になっています。ニアフィールドでバスレフの風切り音が気になる方は後ろにセット、スピーカーの背面側が低域の拡散や反射に向かない場所にスピーカーをセットするときは前にと自由に付け替えができる設計になっています。

 

こうしたアイデアは、皆さんがご自分の部屋で最適な音質を追及しやすい様、ご自分のサウンドを作る楽しみを味わって頂きたいという目的からです。

部屋の音響特性、部屋の定在波、部屋の材質など環境により周波数特性や響き感など全く変わってしまいます。 また、普段皆さんがどのくらいの距離で音楽を聴かれたいのかにより全然音が違ってしまいます。特にニアフィールドで聞くケースも強く意識しています。

<可変長バスレフポート>

もう1つ音の調整として新しくMarkaudioのバスレフポートを設計しました。
30mmの拡張ポートが接続できるようになっており、例えば30mm長から30mmおきに、箱の内部の奥行の限界まで低域のチューニング周波数を変更できます。

 様々なテストをしていて改めて私自身が感じる事は、アンプやケーブル、CDプレーヤー、部屋で音ががらりと変わることです。相性と世間では言われていますが調整できないと『運』といえる部分もありますよね。

仕事がら知り合いのオーディオルームを訪ねたりするとせっかく良質のスピーカーシステムを購入しても本来の性能が生かせないケースを良く見かけます。もったいないですね!

PSA、MarkaudioFidelitatemの、Markaudioグループのエンジニアリングは、せっかく高品質のドライバーを設計しているのですから、メンバーが協力して、『チューニングできるスピーカーシステムを作ろう』と言うことになりようやく実現ました。今何種類かのクロスオーバーネットワークをテストしています。先週の日曜日はELLAのボーカルを何時間も聞いて堪能しました。心地よい音と思います。楽しみにお待ちください。

 

次回はMarkが持ってきたAlpair12Pの第1号機のリスニングテストお話をしたいと思います。

 

 

Alpair10MAOP製造開始

4月 18th, 2012 Posted in ユニット情報 | 2 Comments »

いよいよAlpair10MAOPの製造が始まります。

最初のロットは売価を公表前に様々なルートでご発注を頂き、あとはディーラーの皆様にごく少数で完売状態です。

ブラック(カーボンブラック)はまだ数ペア発注できますので、普段お付き合いされているディーラーにご確認をお願いします。

表示価格は 29,500円/ユニットとなります。

特性については、製造後に製品ごとにペアをとり、お付けしますのでブログ上では公表は予定しておりません(事前に箱の設計というご希望にお応えし、T/Sのパラメーターはご紹介する予定です)。

少量ずつの生産となりますが、第2ロットを予定しています。

第2ロットは夏ごろになりますが、ご希望の方は各ディーラーにご予約をお願いします。

 

 

Alpair10 MAOP

3月 3rd, 2012 Posted in ユニット情報 | No Comments »

前回お話したMAOPですが、コーンの表面処理が終わり写真が送られてきました。

 20ペアのSoft White (←写真)

20ペアのGrafite(↓写真) と言っています。

Voice コイル、ダンパーは特注品になります。20ペアと言っているのは、100Unitと言っていましたから、少し安全をみていると思います。10ペアeachぐらいは日本に持ち込みたいと思っていますが、
ここの所忙しくてなかなかMarkと話す時間が無いのであまり詳しく聞いていませんので製造数についてはもう少し話をして見ます。

いずれにせよ、これから谷口氏、北川氏のどちらかがアッセンブルし、すべて特性を取ったうえでペアとしてお送りします。
ご期待下さい。

再着磁のススメ

11月 22nd, 2011 Posted in オーディオ一般, ユニット情報 | No Comments »

最近私のオーディオバイオリズムは非常に好調で、音楽を聴くのが大変楽しい状態が続いています。一つが、真空管アンプのトランス総とっかえ、以来そのすばらしさにハマリまくっています。
そしてもう一つの理由が今日のブログです。先日ついに、写真の古女房が帰ってきました・・・・・⇒これです。

話は変わりますが、みなさんはどんなに愛した女性でも、何年もの間にその魅力がだんだん当然のものになって・・・・空気の様な存在になって・・・最後は他の女性の刺激が魅力的にふらふら~と・・・・なんて思いをしたことはありませんか? 皆さん胸に手を当てわすれかけて(欠けて?)いた過去の失敗を思い出してください。思い当たる方はいらっしゃいますか?!

今回の私の古女房はこれです⇒日本が生んだ世紀のツィーターテクにクスEAS10TH1000です。
 

そして←この機械、谷口さんの工場を訪れた時の写真です。
これなんだかしっていますか?これがスピーカーに魂を入れる機械 Magnetizer(着磁装置)です。フェライト、アルニコ、ネオジュームと全部そろっていました。写真はネオ用です。

む!また悪いことがひらめいた!これは良いぞ!ちょっとお願いして見よう!・・・・ねえ谷口さん(小さい声で・・)ほら、前試聴に私のオーディオルームに来たときに、あったあのツィーター・・・あれ・・・リーフツィーター覚えてます?あれ再着磁してもらうってお願いできません?
軽く、『あ!調べてみますよ。物によっては分解しないとできないから・・・』
早速工場にこのマグネットのお化けを持っていきました。

これ谷口さんから送られて来たリーフツィーターの断面図ですなんだか人間の脳みそのMRIの写真みたいですね、

それにしてもダイア不ラム、ボイスコイルとホールピース・マグネットの大きさのアンバランスさがもの凄いですねぇ。
Alpairのシャシーがコーン径に比べて大きいと言っている方、このシャシーの大きさと厚さを見て下さい。そして吸音材とそのシェイプを見て下さい。全く共振しないシャシーに高ダンピングファクターの吸音材とが見事にマグネットが流線型になっているではありませんか。 これを35年前に作っていた日本の実力はどれほど凄かったんでしょうね。

当時貧乏大学生だった私は、秋葉原(確か旧木村無線の入っていたラジオ会館ビルの3階だったか?)で片ちゃんだけつないで鳴らしてもらったのが始めての出会いです。そのシンバルの音のリアリティーに驚き、しばらくそこを動けなかった(かなかった)のがこのツィーターへの一目ぼれのはじまりです。

ずっと恋焦がれていたのですが、なにしろ、当時50万あれば、HondaS600が買えた時代の13万6千円です。下宿代2万円の学生に買える訳がないですよね。

それでも忘れれずに、1995年頃にはDynamic Audioさんのトレードセンターに『中古が出たら連絡もらえませんか』とお願いしたり、手を尽くしましたがとうとう連絡はありませんでした。 
まあ最初から、『アレはね、お客さん、バインディングポストの締め具合でも音が変わるんだよ! そんなツィーターだからみんな手放さない、最近は松下さんが測定用に買い戻してるってうわさだよ。でもよっぽど間違ったら中古市場に出てくるかも』っていわれてましたから、半ばあきらめていました。

が、しかし時代は変わり、ネットオークションと言う、日本全国の出物を瞬時チェックできる時代になり、とうとう30年後にこの写真の初恋の相手(年とともにちょっと肌があれていましたが)を手に入れたのです。凄い執念(シツこさ)ですよね。

そんな恋女房も最近はAlpairシリーズの音質がよくなってしまいあまりきかなくなっていました。

そして先月末、その工場に打ち合わせに行った帰りに着磁がおわった古女房を久ぶりに引き取ってきました。


その再生周波数特性です。マイクが40,000Hzまでしか保障していないので途中でカットしてありますが、LMSの生データです。凄い特性ですよね!

 

色違いは着磁のビフォー/アフターの特性の違いです。
なんだか、ほんのちょっとしか違わないな・・・・なんていってる人は人間の耳の感性を信じれない人!

なんと、35年前の秋葉原で聞いた音が再現されているではないですか。本当に感激です。もう、バイオリズムは上がりっぱなし。
もし皆さんのなかでこのツィーターをお持ちなら、少々の出費をしても、再着磁をされることをお勧めします。谷口さんの所でやってくれるかも。 

と言うことで、また、Markを呼んで今日も一緒に聞きなれた私のCDコレクションをこのリーフとAlpair10のツイントールボーイで聞いています。以下やり取りです。

Mark 『本当にいい音だ。なんてスムーズなんだろう。 これこそがHi-Fidelityだ!』(蛇足ですが、当社のFidelitatemはそのラテン語です・・・)
    『日本には、Hidden Treasure (隠れた宝)がまだいっぱいあるんだよね。海外に輸出される製品よりずっと高品質のこういう製品がいっぱいあるんだよね。』

わたし、『オーディオ界で言えば、もうuse to be in Japan と言うのが正解だよ。』
Mark 『Well,・・・』

『これは本当に理にかなったすばらしいツィーターだ』(その辺の封筒に周波数特性を書き出し、)
ここでMRIを見せると、
『このリニアリティーこそ、to be as close to the original source sound as possible (原音忠実再生)そのものだ』ハチマルさん、本人が其の侭の同じことを言ってますよ、かれのストラテジーを!Alpairシリーズの音は本当に高品位と思います。こんなに音楽を聴いていられるスピーカーは中々現代にはありません。
でも私のEAS10TH1000(名前に色気が無いなぁ)への気持ちはかわりません。30年の恋なんですから。(今となっては本当に買ってよかったと思います。)
谷口さん有難うございました。 開発中の新しいツィーター良い製品にしましょうね!

限定生産(世界で100台) Alpair10 MAOP

11月 4th, 2011 Posted in ユニット情報 | 4 Comments »

Alair10v2 MAOP ….. なんやそれ・・・・私もなかなか憶えれません。 これ実は、

Micro-Arc Oxidation Process (MAOP)…..Alpair10の限定生産品のこの白いコーンの表面処理の名称です。
実は、真空管ショウでちょっとだけ皆さんに聞いて頂きました。
Mark Fenlonは ”crystal oxide’と表現していますが、実は非常に強い電圧(700v)をかけたアルカリ電解槽の溶液中で、長時間かけて、アルミマグネシュームのコーンの表面を酸化させながら結晶を作成するプロセスの事を意味します。  

この結晶の作成工程は従来の陽極酸化処理にくらべ、より高い電圧で長時間かけて処理がおこなわれます(時間と手間がかかるって事です)。  

このトリートメント処理の利点は、柔軟(曲げやすい)と(多くの穴が開いている)で超軽量の表面処理で、Alpair10コーンで、質量増加は、対コア材料質量増加比率が0.4%未満と言う非常に軽いコーンを実現しました。 

    

     Crystal Oxidideの表面

  この結晶化された表面は、マイクロスコープで見るとスポンジの表面のように見える小さな空気の穴が、無数に見えますが、この空気の穴が、柔軟で軽く、ダンピングファクターの高いメタルコーン(今までにこの様なメタルコーンはありません)を実現している理由です。  

このMAOPプロセスを実は5回行いますがその最初の3つの層がこの処理のくり返しです、大変長い時間を使って平均20ミクロンの厚さの右の写真の様な層を3レイヤー水槽で塗膜していきます。  

良くウィスキーの樽に使われたオーク材を使ったエンクロージャーは音が良いといわれますが、この樽は長年のウィスキーの熟成過程でウィスキーの浸透・蒸散の力により、木の細胞の間に小さな空気の穴が無数にあることが理由と言われています。  

このMAOPの効果について特にメタルコーンの場合について言えば、コーンの表面に沿って通過する10%以上と言われるの音の共鳴振動の処理が非常に重要で、これをダンプするために、Markaudioのドライバーのシャシーは全て複合ポリマーを使用する事で高ダンピングファクターを実現しています。この処理を、例えばアルミダイキャストやプレスメタルで代用すると、強烈なピークディップを殺すのは非常に難しくなります。

MAOP処理後のコーンでは、この表面を通過するマイクロレゾナンスパターンを上の写真の様に表面表面に無数に出来上がった空気の層でで回折吸収してしまおうと言うわけです。  このユニットに対しては世界初のエポックメーキングな表面加工により、非常に平坦な周波数特性を実現する事が可能となりました。 

工程が時間がかかるために、このAlpair10MAOPは限定の商品としてのみ販売致します。 アッセンブル工程も日本人とMark自身の手でハンドメードで組み上げ、個々のユニットの裸特性を取りながら、ペアを選べる様に特性データを同梱する予定にしています。

販売時期については来春を予定しております。現在そのMAO処理工程ですので今しばらく楽しみにお待ち下さい。

Super Sax Driven by Handcrafted Trans

10月 16th, 2011 Posted in オーディオ一般, 音楽 | No Comments »

久々にJazzの掘り出し物です。

これです。 実は昔からLPを持っていてさんざん針を落としたレコードです。

出ていましたねCDでも・・・・見つけた時は本当に嬉しかったな、もう嬉しい!

今日は、Alpair10v2の当時の試作1号機で聞いていますが、シャワーのように体じゅうに降り注ぐモダンビバップを浴びています。
このCDは値段も安いし。是非買って下さい。徹底的にアメリカのナイトクラブのにおいを感じるサウンドで楽しめますよ。

題名Birdといえばのご存知のとおりCharlie Parkerのことです。
このCDに録音されている曲は皆パーカーが好んで弾いた曲ばかりです。そのパーカーのアドリブをアンサンブルにしてリフに使うと言う楽しいJazzです、というか弾いている人たちが楽しそうです。この企画にのせられて自分たちのアドリブもノリまくっていると言う2度美味しいJazzです。

Charle Parker について私の記憶には、確かマイルスが言っていたと記憶していますが、その晩年は麻薬と睡眠薬漬けだったパーカーはステージでも他のメンバーのソロの時は居眠りをしていたそうです。自分の番が来ると突然立ち上がって見事なアドリブを吹き、また深い眠りに入ったとか!なんとも凄い世界ですね。

 1曲目のKoKo 3曲めのParker’s Mood、Moose the Mooche Star eyes ん~全部良い!とにかく最後まであっという間に聞いてしまうCDですから、やっぱりかなり傑作ということでしょう。
また、1973年の録音でこの頃の録音は変な細工も圧縮も無く音に本来の芯がありとても自然で好感がもてます

・・・・このSupersaxを、私は丁度手持ちのEL34シングルアンプ(実は古いトランスを全部捨てて職人のKennethおじさんに新しいトランスを巻いてもらうと言う大再生手術を施したばかりです。)を使い出したため、色々と新しいCDを聴きなおしている中での1枚なのです。

これがそのトランスを巻いているところ⇒

きれいでしょ!

←これが出来上がったEIコアトランス。
(詳細はもうすぐ300B のシングルアンプが出来上がってくるので、その時に改めて紹介します)

これとAlpairで鳴らせばもう本当にSoul of Jazzのシャワーを浴びることができます。

 

上の写真のようなサックスのブローを聞きたかったら、Alpair10v2で聞いて下さい。4本のサックスの音が分離しないようなスピーカーで聞いちゃだめですよ!

遅くなりました。Alpair7v3、CHR・CHPがようやく日本に到着します。

10月 2nd, 2011 Posted in ユニット情報 | No Comments »

楽しみにお待ちの皆様、遅くなりました大変申し訳ございません。 

今回のAlpair7v3, CHR70v3の日本への到着は結局は10月に入ってしまいました。 大変申し訳ありません。ようやく昨日の夜便で香港を発ちました。来週には日本に到着します。

実は先ほど、町に洗濯物を出しにいっている時、日本のディーラー様から『いったいどうなっているんですか?もう2週間も遅れているのですよ!』とご指摘を頂きました。続いて『お客様が、大変お怒りになっている』と・・・ん~申し訳ない、やれるだけ皆でやっているのだが・・・確かに状況をご連絡していない!これはまた私が気が回らなかった。・・・と反省と共に『申し訳ありません』となりました。

続きですが、ご説明のあとに『実情をちゃんと皆さんに説明して下さい』ということで、確かに説明が必要と感じブログでご説明(言い訳ですが)をさせて頂きます。

まず、Alpair7v3もCHR70v3も同じ工場で作っています。実はAlpair7V3は主要部品が一つ間に合わなかったのですが、何とか10月中旬に製造は完了しました。実は前回からAlpairシリーズは全部日本人のベテランが組み上げる体制ですので、部品の遅れを皆さんでカバーして頂き1週間の遅れで完了していました。

ところがCHR70v3はなんとボイスコイルが間に合いません。リードワイアが日本から届かないのです。何とか日本人のメンバーに裏で動いていただいて日本から空輸していただいて、45日の予定を1週間で間に合わせていただきました。

次に起きたのは化粧箱がNGです。なんと指定の紙質で作ってこない。マークは怒りに燃えて、工場まで行って作らせたのが今週の火曜日です。そこから製造に入り、木曜にようやく製造・検品完了です。私のオーダーを何とかこなそうと、マーク本人も泊り込みで特性を取ったり、QCをやりながら状況をつど私に連絡してきます。

そして香港へ輸送予定の木曜日。フライトスケジュールも決まって一安心していたら、なんと今度は大型台風が香港を直撃し、朝からシグナル8(台風警報の外出禁止レベルのことです)が発令されてしまいました。これが発令されると香港は全員自宅待機で経済は全く動きません。・・・・・さあどうする!!!!・・・・10月1日から中国は1週間の連休です。皆泊まりこみでやってもらった努力が無になり一週間中国にエンバーゴ(止め置き)しそうです。 お客様はずっと待って頂いていますから、本当に大変なことになりそうです。

結局木曜日の夜解除されたのですが、翌金曜日は大連休の前日と重なって、全く国境税関でトラックが動かなくなってしまいました。

輸送をお願いした、香港日通の航空の上屋の人たちには夜11時まで待っていただいたのですが、翌1日土曜日にしか貨物が届かないことになってしまいました。 さあ、どうする??? 休みだと倉庫は受け付けない仕方が無いので、私も自らケースマークを作り、インストラクションをつくり、倉庫に向かいました。香港日通のメンバーは皆残っていてくれ、ラベルの張替えから夜お願いをしたところ、快く受け入れていただき、一安心です。

土曜日倉庫から到着した連絡があり、休日にかかわらず超特別扱いで夜のフライトに乗っけていただきました。感謝感謝。

こうした内容をつどご連絡すればよかったのですが、別のエンクロージャーのプロジェクトで、これまた工場が全く予定通りに行かない事態があり、そちらは『中国の工場は・・・と言ういい訳などいらない。みなお前の責任だ!言い訳など聞きたくも無い・・・』と大変な剣幕で叱られたばかりですので、こんな話を日本の皆さんにご説明してもと躊躇してしまった次第です。

大変申し訳ありません。来週前半にに日本にお届けできる予定です。

Alpair7v3 can separate into three ! (新発売です)

8月 7th, 2011 Posted in ユニット情報 | No Comments »

まずは、この写真を見てください。皆さん。どういう意図で出した写真と思いますか?普通アッセンブル前のカバーの中身を見せたりしますよね・・・・そう思ったでしょ。

昨日、新しいモデルを試聴室に持帰り、箱をあけてびっくり玉手箱!驚きました。フロントカバーが接着されてしていないではないですか!えェ~そんな~

また私の常識を根底から壊されてしまいました。
ダブルマグネットが自由に取り外せることができるのは知っていましたが、なにを思ったか大胆にフロントカバーの接着は敢えてやってありません。”DIY”のオーディオファイルはできるでしょ!と言うことなのです。

あ~この忙しいのにまたディーラーの皆さんに説明しなくっちゃ!大体が説明書なしでだめでしょう!夜中というのに早速Markに電話を入れたらもう大変!大変なんてもんじゃない!私が何て言ったかというと・・・だいたい解るでしょ。(説明書はいまMarkaudioで用意しています)。

そして一日がたちお互いに、いい大人ですから大いに歩み寄り、私の方も早速大手ディーラーさんと相談をしたら、『うちのお客さんは逆に喜びますよ・・』て言われてしまいました、『初期のAlpair7やCHR70からのアップグレード組の人には外形がそのまま入るので良いと思いますよ!』とも。なんだかまた自分が頭が固いのかと、なんとなく逆に情けない気分になってしまいました。
いずれにせよ自分で作業してみてケーブルをファストン端子に押し込む時は必ずマグネットをはずして気をつけて作業を行ってください。ボディを落として傷つけてしまう危険があります。

実はMarkがこの様にした理由は、英語のAudio Forumで特に米国のエンドユーザーに意見を聞いたところ、最近はトールボーイやスリムなデザインを好む傾向にありカバーが欲しい方と不要な方が50%という状況との事。 また、ダブルマグネットは、試していただくと解りますが音色の違いを楽しめる事と、バックキャビティーの浅い箱を作りたいときなどはずせた方が良い・・・・という意見が大勢であったそうでこの結論になったそうです。

では本題です。音は実は『本格派』そのものです。先行発売したヨーロッパでもの凄く売れており、是非音を聞いて頂きたいのですが、非常に繊細で、非常にフラットで広帯域特性ですので、左右のスピーカーの後ろに楽器が定位するような印象です。本格的なサウンドが楽しめます。
ではその特性をご覧ください。⇒
見事に30000hzまで伸びています。普通JIS規格ですと-8dbまで周波数特性を記述してよいことになっていますが、それですと40,000hzと表記して良い事になってしまいます。

  ここからは、予断ですが、実は今日は、香港AudioVisual Showというのを見に(聴きに)Markと外出していました。大型の100万円ぐらいするスピーカーが中心でしたが、ほとんどがどこかの帯域が破綻した音で、例えば雑音と沢山の聴衆の前でよい音に聞こえるような作った音だったり、チタンとかダイヤモンドとか何とか、高額で売るためのセールストークを重視したようなツィーターをつけて、大事な中域は中国の製造のこの世界で知られているプラスチックコーンの一般品をつかい、音色が高域と全然違ったり、フォルテッシモで音が破綻したり、はっきり言います。全部とは言いませんが、高く売るために恐竜のようなスピーカーやアンプだらけで、音は二の次でした。去年の東京ハイエンドショウとおんなじ印象です。
こんな装置は絶対に普段の生活に溶け込みません。なんだか病んでいますね。

 この余談は大事ですからまたいつか続きを書きたいと思います。

では話を戻して、Alpair7v3のv2とのコンパリジョンシートです。音はこの特性の良さ以上です。

今回のAlpairシリーズの一番大きなセールスポイントはAlpair6、Alpair10もそうですが、なんと、日本のベテランエンジニアの手で一つ一つ丁寧に組み立てられたものです。

日本(人)製です。右の写真を見てください。仕上げがものすごく綺麗でしょう。今の時代では本当に珍しい日本製品です。購入された方は大切にに扱って下さいね。

今週には日本に到着します。大変申し訳ありませんが8月はGold・Greyそれぞれ30ペア程度しか供給できませんでした。手作りで丁寧にアッセンブルしていますので、数が作れないのです。毎月少しずつ仕入れますが、ディーラーさんに早めにお問い合わせ下さい。ホームページは近いうちにアップしておきます。CHP70v2ももうすぐ発表します。お楽しみに。

Alpair 7 Gen. 3
Data (with cover)
REVC 
5.4 Ohm
Fo
70.90 Hz
Sd
5.02 K mm/2
Vas
4.58 Ltrs
Cms
1.27 uM/N
Mmd
3.74 g
Mms
3.95 g
BL
3.83 G/cm
Qms
3.07
Qes
0.65
Qts
0.54
Levc
21.30 uH
No
0.24%
Spl
Spl
85.80 dB (with rear cover)
85.20 dB (rear cover removed)
Pwr
20w Nom.
X max
4-mm 1 way
Coil Dia
20-mm
Main tolerance
+/- 1.5 Hz on mean Fo